アメ車 × Aqours (前編)

ここ最近描いていたアメ車×Aqoursシリーズが9人揃ったのでまとめ的なものを。

 

今回は60〜70年代のアメ車に一番脂乗っていた時代を中心に描きました。

いわゆる”マッスルカー”と言われるジャンルです、フルサイズと呼ばれる全長5メートル越えの大きな車体にこれまた大排気量のV8エンジンを搭載しているのが特徴ですね。

狭い日本に住んでいる我々からするとこう言ったパッケージングはあまり理解しづらいかも知れませんが、広大な国土を持つアメリカでは大きな車体に余裕のあるエンジンですいーっと流して走るのが理にかなっているのだそうです。

まさに「大陸的」という言葉がぴったり合うアメ車たちを少しばかりの解説とともに紹介していきたいと思います。

 

 

■千歌 × ダッジ・チャージャー(1969)

アメリカの三大自動車会社”ビックスリー”のひとつであるクライスラーの一部門「ダッジ」から販売されていたマッスルカーです。同社のマッスルカーの象徴的モデルとして開発されただけあって、すべてのグレードでV8エンジンを採用する気合の入れよう。

イラストで描かれているR/Tグレードは440キュービックインチ(=7210cc)のマグナムV8エンジンを搭載、400馬力以上を発揮し0-60マイル加速では6秒弱という当時としては異例のハイパワーぶりでした。デザインにおいても、フロントマスクに一本鼻筋の通ったこのスタイルは現在でもダッジ・チャージャーの象徴として認知されているようです。

 

 

■曜 × シボレー・コルベットC2(1963)

シボレーのスポーツカー、コルベットの2代目モデルです。オープンカーだった先代とはうって変わってエッジの効いたクーペスタイルになりました。デザインの元となったのはレースカーである「XP-87スティングレーレーサー」、愛称でもある”スティングレイ(英語でアカエイの意)”はここから来ています。

このC2型コルベットの中でも特に貴重なのが63年式モデル。リアウインドウがルーフからテール部分まで一直線につながり、中心で分断された二枚のガラスによって構成される「スプリットウインドウ」を持つ唯一の形式であり、現在でもプレミア価格で取引されています。

 

 

 

■梨子 × フォード・サンダーバード(1961)

1953年に初代モデルが登場したフォードのサンダーバードです。色々と聞き馴染みの多いフレーズである”サンダーバード”ですが、この言葉はネイティブアメリカンに伝わる神話上の怪鳥が由来であり、ユーザーの間では”Tバード”の愛称で親しまれていました。

初代の頃は2シーターのスポーツカーとして生産されていましたが、代を重ねるごとにスペシャリティーカーとしての性格が強くなり、大柄なボディに豪華な装備を備えた車として市場に受け入れられることとなります。

3代目となるこのモデルではより流線型を意識したデザインとなり好調な売れ行きを記録。レースのペースカーに採用されたり、大統領の就任パレードに登場したり、大物歌手の私用車に選ばれたりと多方面にわたり引っ張りだことなったモデルでした。

 

 

■花丸 × リンカーン・コンチネンタル(1975)

アメリカの超高級車ブランドとして名を馳せていたリンカーン。その代表的モデルがこのコンチネンタルです。宿敵キャデラックを破るべく登場したこの5代目コンチネンタルはその上質な作りと個性的なスタイルで人気を獲得、見事にキャデラック・エルドラドの販売数を抜くに至りました。

内外装ともにまさに高級車といった出で立ちですが。特徴は何と言ってもその大きさです。代を重ねるごとにどんどんと大きくなり、このモデルではなんと2ドアクーペでありながら全長5.9メートルにも達しました。”大きさこそ正義”と言わんばかりのアメ車の権化のような車です。

当時の日本でもまだ高級車といえばヨーロッパ車よりもアメリカ車の時代であり、このコンチネンタルも結構な数が輸入され街中でもその姿を見かけることができたそうです。

 

 

さて次の車は……と言いたいところですが、ここまで書いたところで結構長くなりそうな気がしてきたので2回に分割します。後編もお楽しみに。

(続く)

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